NICUの子どもたちは大人たちを救うためにやってきた。NICU 命のものがたり ネタバレ
こんにちは。
マンガ大好きアラサー女子のミクです。
今日は『NICU 命のものがたり』を読んでみました。
この作品は、超低出生体重児で様々な疾患を抱えて生まれてきたホナミちゃんの生涯と、その家族のお話です。
【NICU】Neonatal Intensive Care Unit――新生児特定集中治療室低出生体重児(未熟児)や、先天性の病気を持った重症新生児に対し、呼吸や循環機能の管理といった専門医療を24時間体制で提供する施設。新生児の30人に1人はNICUを必要としている――。
仙道ますみさんは、旦那さんと3才の女の子との3人家族。
そして、お腹の中に7ヶ月の子を身ごもっていました。
しかし、7ヶ月の終わりに異変を感じ病院へ・・・
27週と5日・・緊急帝王切開で34㎝860gの真っ黒な女の子が生まれました。
検査の結果、重度の先天性心疾患 そしてあばら11対という多重奇形と告げられます。
生後4日に成功率50%の手術にも成功し、ここからますみさんの【NICU】に通う日々が始まりました。
家族が会えるのは、1日1時間・・・母親なのに何もできないと悩みながらも前を向いて歩き出します。
辛い事や悲しい事が沢山あったと思いますが、NICUのことをとても丁寧に分かりやすく、ホナミちゃんと過ごした日々を明るくたっぷりで描かれていました。
NICUにいる赤ちゃんは、優しく優しく壊れ物に触れる様に扱われています。
わたしの姪も900gで産まれ3カ月・NICUでお世話になってました。
奇跡的に何の障害もなく成長しましたが、ホナミちゃんのように頑張ったけど・・・
小さな体のホナミちゃんが大人の力で心臓マッサージをされるシーンでは、マンガですが目を逸らしたくなりました。
マッサージを止める=死・・・。
ホナミちゃんの頑張りと、両親の決断に涙涙でした。
涙なしでは、読めません。
結婚して、妊娠して普通に生まれ、普通に育つ。
そんな当たり前のことが 実はたくさんの奇跡の連続だったりするのです。
今、自分が健康でいられる幸せが実感できる。
そんなマンガかもしれません。
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