映画化になった!!漫画 ミュージアムのネタバレと感想!!
こんにちは。
マンガ大好きアラサー女子のミクです。
今日は『ミュージアム』を読んでみました。
雨の日にだけ現れ、残虐な猟奇殺人を続ける「カエル男」と、それを追う警視庁捜査一課の刑事・沢村久志を中心としたサスペンスホラー。
悪魔の蛙男、“私刑”執行。“ドッグフードの刑”“母の痛みを知りましょうの刑”“均等の愛の刑”“針千本のーますの刑”“ずっと美しくの刑”――。すべては、ある1つの裁判から始まった。
この漫画の一番ゾッとする点は、なんといっても犯人の殺害方法です。
犬に襲わせる、体から出生体重分だけの肉を取り除く、冷凍庫に閉じ込める、などです。
そして、必ずその現場にはドッグフードの刑、母の痛みを知りましょうの刑、ずっと美しくの刑、というメッセージが残されているのです。
犬に襲われた人は犬を捨てたから・・
出生体重を除かれた人はニートで母親に頼りきりの生活をしていたから・・
凍らされた人は整形手術を繰り返していたから・・・
と、その被害者の悪い部分を制裁しているのでは、と匂わせるような殺害方法でした。
刺激的なシーンに頼り切った演出だけではなく、伏線と心情を生かしたリアリティのある作品。
読者にもいろいろ想像させてくれる感じで面白かったです。
全3巻とコンパクトですし、気軽に良質なホラーを楽しみたい人におすすめです。
ミュージアムは、まんが王国で無料で試し読みできます。
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